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慶應義塾大学医学部 内科学教室 腎臓内分泌代謝内科

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MSD抗加齢内分泌学講座

腎臓内分泌グループ

構成メンバー

・スタッフ

市原淳弘

現 東京女子医科大学 内科学[第二](高血圧・内分泌内科)主任教授
(前 特任准教授(抗加齢内分泌学講座))

(昭和61年卒)

・学内メンバー

武光智子

(助教)

(平成12年卒)

迫田万里代

(助教)

(平成15年卒)

三戸麻子

(助教)

(平成15年卒)

木田可奈子

(大学院生)

(平成17年卒)

木内謙一郎

(大学院生)

(平成18年卒)

・学外メンバー

小堀浩幸

(Tulane大学医学部生理学教室准教授)

(平成2年卒)

金城 雪

(聖路加国際病院腎臓内科)

(平成10年卒)

釜萢 正

(日野市立病院内科)

(平成13年卒)

成田達哉

(埼玉医大産婦科、研究員)

(平成17年度)

研究理念

研究および臨床活動を通して生活の質を低下させる疾患を未然に予防し健康長寿を実現する

研究指針

(プロ)レニン受容体を標的とした糖尿病性血管障害新規治療薬の開発
血管を標的とした生活習慣病治療の確立

最近の年別論文数(うち英文論文数)

2008年      27(10)
2009年      24(13)
2010年4月現在  6(5)

最近の主な論文

  1. A. Ichihara, M. Hayashi, Y. Kaneshiro, F. Suzuki, T. Nakagawa, Y. Tada, Y. Koura, A. Nishiyama, H. Okada, M. N. Uddin, A. H. M. N. Nabi, Y. Ishida, T. Inagami, and T. Saruta. Inhibition of diabetic nephropathy by a decoy peptide corresponding to the "handle" region for non-proteolytic activation of prorenin. J Clin Invest, 114: 1128-1135, 2004.
  2. Y. Kaneshiro, A. Ichihara, T. Takemitsu, M. Sakoda, AHM. Nurun Nabi, M. Nasir Uddin, T. Nakagawa, A. Nishiyama, F. Suzuki, T. Inagami, and H. Itoh. Slowly progressive, angiotensin II-independent glomerulosclerosis in human-renin/prorenin-receptor-transgenic rats. J Am Soc Nephrol, 18: 1789-1795, 2007.
  3. Y. Kaneshiro, A. Ichihara, M. Sakoda, A. Kurauchi, T. Takemitsu, and H. Itoh. Cilnidipine and Telmisartan Similarly Improves Vascular Damage in Hypertensive Patients. Clinical Medicine: Cardiology, 1: 1-11, 2007.
  4. M. Sakoda, A. Ichihara, Y. Kaneshiro, T. Takemitsu, Yuichi Nakazato, Tomofusa Migita, A. H. M. N. Nabi, Tsutomu Nakagawa, Fumiaki Suzuki, Tadashi Inagami, and Hiroshi Itoh. (Pro)renin receptor-mediated activation of mitogen-activated protein kinases in human vascular smooth muscle cells. Hypertens Res, 30: 1139-1146, 2007.
  5. K. Kinouchi, A. Ichihara, M. Sakoda, A. Kurauchi-Mito, K. Bokuda, H. Itoh. Safety and Benefits of A Tablet Combining Losartan and Hydrochlorothiazide in Japanese Diabetic Patients with Hypertension. Hyper Res, 32, 1143-1147, 2009.
  6. T. Takemitsu, A. Ichihara, Y. Kaneshiro, M. Sakoda, A. Kurauchi-Mito, T. Narita, K. Kinouchi, N. Yamashita, H. Itoh. Association of (pro)renin receptor mRNA expression with angiotensin-converting enzyme mRNA expression in human artery. Am J Nephrol, 30, 361-370, 2009.
  7. M. Sakoda, A. Ichihara, A. Kurauchi-Mito, T. Narita, K. Kinouchi, K. Bokuda, M. A. Saleem, A. Nishiyama, F. Suzuki, H. Itoh. Aliskiren inhibits intracellular angiotensin II levels without affecting (pro)renin receptor signals in human podocytes. Am J Hypertens, 2010 in press.

受賞歴

平成9年

米国生理学会Caroline tum Suden/Frances A Hellebrandt賞(市原淳弘)

平成9年

米国Tulane大学リサーチフェロー最優秀研究賞(市原淳弘)

平成10年

米国心臓学会J Walter Libby Award(市原淳弘)

平成11年

米大陸高血圧学会若手研究奨励賞(市原淳弘)

平成16年

日本高血圧学会Hypertension Research Novartis Award(市原淳弘)

平成16年

米国心臓学会New Investigator Award(武光智子)

平成17年

日本臨床医学会研究奨励賞(金城雪)

平成18年

日本心血管内分泌代謝学会最優秀若手研究者賞(迫田万里代)

平成18年

国際高血圧学会日本高血圧学会賞[武光智子、猪俣研太(医学部5年生)、高橋秀奈(医学部5年生)]

平成18年

国際高血圧学会Renin Academy Award(市原淳弘)

平成19年

米国心臓学会New Investigator Award(迫田万里代)

平成19年

日本高血圧学会若手研究奨励賞(金城雪)

平成20年

日本学術振興会特別研究員(迫田万里代)

平成20年

国際高血圧学会Travel Award(迫田万里代、三戸麻子)

平成20年

米国心臓学会Harry Goldblatt Award(小堀浩幸)

平成22年

国際腎臓学会NEXUS 若手研究奨励賞(迫田万里代)

平成22年 

アジア太平洋腎臓学会Travel Grant Award (迫田万里代)

写真

メタボリックホルモン研究グループ

メインテーマ

(1)内分泌因子によるミトコンドリア制御とエネルギー代謝調節の解析
(2)内分泌機能の改善による生活習慣病の新規治療法開発ならびに加齢現象の打破に向けた試み

図

構成メンバー


・スタッフ

宮下和季

(特任准教授、新棟内分泌入院患者、併診担当)

(平成10年卒)

三石正憲

(助教)

(平成15年卒)

・学内メンバー

田蒔昌憲

(助教)

(平成18年卒)

藤井健太郎

(助教)

(平成21年卒)

萩原あいか

(助教)

(平成21年卒)

井上博之

(大学院)

(平成21年卒)

宇都飛鳥

(大学院)

(平成23年卒)

遠藤翔

(大学院)

(平成23年卒)

竜崎正毅

(大学院)

(平成23年卒)

・学外メンバー

村木絢子

(村木クリニック)

(平成16年卒)

藤井千華子

(さいたま市立病院)

(平成21年卒)

研究内容

我々は内分泌機能の低下、ないしはホルモンバランスの乱れが、ミトコンドリア機能不全とエネルギー代謝障害を介して、肥満、糖尿病ならびにメタボリックシンドロームなどの生活習慣病や、加齢現象の原因となる可能性について研究を続けております。同じ食事、同じ運動、同じ生活をしたとしても、誰もが生活習慣病に罹患するわけではありません。肥満や糖尿病になりやすい人がいることの不思議さ、患者さんにとっての不条理さを、研究の力で解決したいという思いが我々の原点です。生活習慣病と同様に人間が年をとり、体が弱っていくことも相当不思議で不条理です。そこで我々は"最低84才まで現役で社会生活を送ることのできる健康"を当面の大きな目標として、科学的手法による加齢現象へのアプローチを進めております。

最近の研究で、生活習慣病と加齢の双方において細胞レベルでの糖脂質代謝の変化が重要な役割を果すことが見出されており、特に細胞代謝の中心的役割をになう器官であるミトコンドリアの意義が注目されております。一方我々はこれまでの検討で、ナトリウム利尿ペプチドやアンジオテンシンIIなどの血管ホルモンが、血管トーヌスを調節することにより循環動態を制御するのみならず、骨格筋ミトコンドリア制御を介して酸素消費を制御し得ることを見出しました。すなわち血管ホルモンは、血圧低下,酸素不足や温度変化に応答して酸素供給、熱供給を制御するのみならず、末梢組織ミトコンドリアへの作用を介して糖代謝や脂質代謝、活性酸素種の産生に影響を与え、メタボリックシンドロームや加齢現象においても重要な役割を果すことがわかりました。代謝に影響を与えるホルモンはインスリン、グルカゴン、グルココルチコイド、甲状腺ホルモンなどの古典的なメタボリックホルモンのみではなく、多様な内分泌因子が糖脂質代謝に関与します。このような代謝調節が加齢現象にも大きく影響を与えると考えており、"メタボエイジング"の概念を提唱しております。

現在のメインテーマは (1)内分泌因子によるミトコンドリア制御とエネルギー代謝調節の解析 (2)肥満、インスリン抵抗性、骨格筋加齢における血管ホルモンの意義の解明 (3)生活習慣病の新規治療法 の開発や加齢現象の打破に向けた、内分泌因子の応用展開、です。これまでの血管ホルモン研究における実績を、生活習慣病や加齢現象に応用する新しい切り口を展開すべく、日々前向きに頑張っております。オミクス技術(トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボローム)を駆使したシステム生物学により、代謝過程と老化の総体的理解を目指す一方で、研究手法の一翼として、単一遺伝子改変マウスの解析を重視しております。すなわち、生活習慣病と加齢現象の俯瞰的で幅広い理解を目指しつつも、特異的な治療標的の同定を試みております。普段の活動では、実験で手を動かすことはもとより、"読み書きプレゼン"を重視しております。いい論文を読んで、その論旨ならびに実験内容を我が物として理解すること、ならびに、自身の研究内容に関するスライドや原稿を作成して、印象的かつ正確に説明できるようにすること。そのための訓練を、各人が緊張感を持って取り組むよう心がけております。

業績

  1. Mitsuishi M, Miyashita K, Muraki A, Itoh H. Angiotensin II reduces muscle mitochondrial biogenesis and affects glycemic control. Diabetes 58:710-718, 2009.
  2. Mitsuishi M, Miyashita K, Itoh H. cGMP rescues mitochondrial dysfunction induced by glucose and insulin in myocytes. Biochem Biophys Res Commun. 367:840-845, 2008.
  3. Miyashita K, Itoh H, Tsujimoto H, Tamura N, Fukunaga Y, Sone M, Yamahara K, Taura D, Inuzuka M, Sonoyama T, Nakao K. Natriuretic peptides/cGMP/cGMP dependent-protein kinase cascades promote muscle mitochondrial biogenesis and prevent obesity. Diabetes 58:2880-2892, 2009.

フォトギャラリー 2010

  清潔なベンチ

清潔なベンチ


  共用機器室

共用機器室


  グルコース負荷試験

グルコース負荷試験




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