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慶應義塾大学医学部 内科学教室 腎臓内分泌代謝内科

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内分泌・高血圧疾患の診療

特色

内分泌疾患は、甲状腺、副甲状腺、副腎、視床下部・下垂体、性腺など多岐にわたり、これらの広範な疾患の診療を行っております。これらの中でも当科の診療の一番の特徴として、副腎ホルモンが原因となる副腎性高血圧や健康診断などで偶然発見される副腎偶発腫瘍の診断と治療経験が非常に豊富です。副腎ホルモンのアルドステロン、コルチゾール、カテコラミンが過剰に作られる原発性アルドステロン症、クッシング症候群および褐色細胞腫の診療実績は年々増加しています。この理由としては、これらの症例の豊富な診療経験と、放射線診断科や中央臨床検査部と連携して行っていることがあげられます。特に原発性アルドステロン症の手術適応を決定するために行う副腎静脈サンプリング(放射線診断科にて施行)は高度の技術と経験から、高い成功率となっております。また手術療法の適応となる場合は、主に腹腔鏡下副腎摘出術(泌尿器科にて施行)により、多くの症例の予後が改善しています。また、手術適応がない場合は、引き続き当科においてアルドステロン受容体拮抗薬などによる内科的治療により経過観察を行います。
また、画像検査で偶然に副腎に腫瘍が発見される例も近年非常に増えております。これらは「副腎偶発腫瘍」と呼ばれておりますが、これらの症例では、画像検査による良性・悪性腫瘍の診断に加えて、血液および尿中のホルモン検査によるホルモンの過剰を適切に診断することにより、手術適応を決定しております。 副腎疾患は内分泌疾患の中でも専門性が高く、わかりにくい点が多いですが、検査の結果、治療の選択肢とそれらの長所・短所をできる限り、わかりやすくご説明させていただいております。

治療/成績

当施設は、日本内分泌学会の「原発性アルドステロン症検討委員会」のメンバーとして日本における原発性アルドステロン症の診療ガイドライン作成に関わっております。また、厚生労働科学研究費補助金「副腎ホルモン産生異常に関する調査研究班」の分担研究者として日本における副腎性高血圧の検討を行っており、日本国内の主要な医療施設とも協力した臨床活動を行っております。
高血圧患者は現在日本において約3,500万人、すなわち成人の約4人に1人に当てはまり、心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化性疾患の極めて重要な危険因子です。高血圧症のうち、特定の原因による高血圧を二次性高血圧といい、高血圧専門外来での頻度は5%未満~10%とされ、腎機能が低下した慢性腎臓病や、最近では内分泌性高血圧の頻度が増えています。ホルモン異常が原因となる内分泌性高血圧は適切な治療により高血圧の治癒あるいは改善を認めるため、その診断は重要視されており、当科では適切な診断・治療を患者さんと相談の上行っております。


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