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慶應義塾大学医学部 内科学教室 腎臓内分泌代謝内科

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腎臓内分泌代謝内科の研究活動

臨床医学教室での研究の目標はあくまで、高度先進医療の実践力を有した有能な医師の養成にあります。すなわち、あくまで個々の患者を診ることを基盤にして臨床の場での発見を第一に考え、研究成果を実験医療に引き上げる高い臨床的見識と開拓的態度を有したSCIENTIFIC CLINICIANの育成が重要であると考えています。
腎臓内分泌代謝内科では、基礎医学との有効な連繋に基づく高度先進医療の実践を目指し、「未病と再生への挑戦」を研究の主要テーマとしています。

  1. 未病医療の開拓
    高血圧症3,500万人、糖尿病740万人、食後高血糖880万人、高脂血症2,200万人、肥満症2,300万人など生活習慣病はその患者数が極めて多く、また個人において重積し、最近ではメタボリックシンドロームとして呼ばれるようになり、その患者数は、平成16年度国民健康栄養調査では、潜在患者を含め、1,960万人に達することが明らかにされ、大変注目されています。またこれらの疾患は心腎血管合併症を高率にひきおこし、わが国の3人に1人が生活習慣病合併症で死亡するという現状であり、極めて重要な臨床領域であります。
    腎臓内分泌代謝内科では、この生活習慣の変化に伴い膨大し続ける患者数を有するメタボリックシンドロームおよびその合併症全体(我々が"メタボリックドミノ"と呼ぶ臨床疾患領域)を研究対象として捉え、その発症の分子メカニズムを解明するなかで、より早期の新規介入法を開発することで疾病発症の予防を目指していきたいと考えています。

  2. 再生医療への挑戦
    生活習慣病により臓器破壊がおこり臓器不全を生じた病態では、自らの臓器をみずから創る「再生医療」が根治療法として期待されます。我々は、生活習慣病による障害臓器(血管、腎臓、脳、膵臓、肝臓など)の細胞機能の是正を目指した再生医療の開発を目指していきたいと考えています。
    たとえば、20世紀末に次々と発見された心臓腎臓血管ホルモンの臓器再生作用に注目して、内因性物質として副作用発現が極めて少ないこれら新規ホルモンの投与による臨床応用を計画しています。また、無限の増殖性とほとんどすべての臓器細胞に分化し得る多能性を有しているヒトES細胞の再生医療応用も検討していきたいと考えています。

研究姿勢

生活習慣病(高血圧症、糖尿病、高脂症、高尿酸血症など)、メタボリックシンドロームおよびその腎臓、血管合併症の分子病態の解明とくに新しい生理活性物質の意義の解析と、新規治療法開発をめざしたトランスレーショナルリサーチ。生活習慣病発生予防と抗加齢に関する内分泌学的アプローチ。

研究グループ



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